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巨大化生物
藍晶鉱が多い場所では、藍霧の瘴気が強くなることが多いです。地上には、奇妙な花が咲き乱れて、またまだら模様の藍キノコが散りばめています。巨大化生物はこの藍キノコを食べ、部外者に対しては攻撃的になります。先住民は藍晶鉱の鉱脈を求めて二度と戻ってこないというリスクを負っていたのです。
異核蟲やこの巨大生物たちは、古神が自ら創造し、その神様の強力な遺伝子を持っていることを、彼らは知りませんでした。
いくつかの巨大化生物はその太古の壊滅的な戦争のあと生き残って、この土地で繁栄し続け、さまざまな進化の枝を生み出しています。例えば水の周辺に住む甲殻類のカニや、陸に住むゾウガメなどあります。ジャングルにもよく気性の激しい巨大ナマケモノがハンターに死傷を負わせることがあります。このような巨大な生物は、複数の種の特徴を兼ね備えていることが多いため、「キメラ」と呼ぶようになりました。紀元時代に先住民がより高い技術力を身につけてから、この状況が徐々に変化していきます。巨大化生物は部族の馱獣となり、藍晶鉱を採掘し、またそれに乗って毒の瘴気から逃れることは一般的になりました。
巨大生物はドメスティケーション(家畜化)することができるが、異核蟲は太古の大戦で殆ど絶滅しました。しかしここ百年、部族たちが地下の藍晶を発掘してから、また異核蟲が出現するという噂が広まりました。
アモン市の壊滅によって噂がほぼ真実となりました。異核蟲が鉱脈の近くに現われると多くの人が言いました。またそれは異核蟲ではなく、ある種のキメラ巨獣であると主張する人もおり、両種の関連性を考えさせられます。
この噂は部族たちに大きな迷惑をかけ、多くの王国がいつ来るかわからない危険に備えて軍備を整えています。
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