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カルステン共和国

ドリアン系蛮族の血を引くカルステン族は、自分たちの出自を恥じることなく、それを名誉の証、勇敢さと気高さの象徴と考えています。
恥ずかしながら、アンダル平原を侵略して以来、彼らの発展を他人に求めなければなりませんでした。戦場も領土配分も、次第にベック族に従属するようになりました。
蛇の目ドレフ氏がなくなる前にそのリーダー地位を族のものに与えたのも、約束を破ったのです。従属することは彼らの道ではありません。


双王共同政治の時期、カルステンの副王(これはかなり屈辱の名と彼らが思ってる)は大抵表面的服従しながら、密かに軍隊を召集しています。また視察の機にアスガルド大陸各地の風土を考察します。
やがて発見したのは、アンジュ山を越えたらアンダル平原に劣らない牧草地があります。そこの土は豊かで、水と牧草もあって、開発に非常に適しています。
最も喜ばれるのは、近くにまだ無名の火山があって、そこには液体藍晶鉱が溢れています。その藍色の輝きは素晴らしくて、普通の鉱石より品質がいいとわかりました。
カルステン族が時が来たと思って、アンダル城を略奪し、彼らのものと思った幻古工芸と一部の巨靈フレームを奪っていきました。そしてアンジュ山を越えて国を建てました。
それからカルステンとベック王国の間に百年も争ってきました。
 
その反抗的な性格のためか、カルステン共和国は建国後すぐには落ちつけませんでした。最初の国王たちはほとんど武力による威嚇のもとに殺されるか追放されました。新しい後継者も安泰できずに部下を警戒していたし、また誰かによって転覆させられ、混乱が絶えませんでした。
一族の五大貴族はついに耐えられなくなり、手を組んで最後の僭主を追放して、共和制に変えました。貴族たちは騎士議会を組織し、執政者を推選して、五年の間に軍の指揮権を任せます。それからやっと国は安泰してきました。
藍晶工芸以外多くの太古遺跡が次から次へと発見されました。最早液体の藍晶を気化して、藍晶鉱瓶に充填してから鉱甲装備を発展してきたら、国も豊かになって軍事力もあがっていきます。幻古技術はベック族に劣るが、藍晶の工業化応用は勝るとも言えます。
強人ネルヴァーが君臨してから国力は絶頂にあり、領地を広げようと思っています。
異族に煽られ、騎士議会を解散し、自らを終生執政者を命じました。そしてアンジュ山を越えてベック王国を攻撃し、一連の会戦を起こしました。
戦争は数年間で順調に進んだが、多国籍連合には敵わないでした。いくつかの重要な戦いにおける決断の失敗でカルステンの数多く騎士団を失って、一族の不満が渦巻いています。
挫折と混乱が続く中、ネルヴァーは傷心引退しました。軍国教会の調整により、再び騎士議会で停戦を交渉します。この戦いの後、カルステン人は重傷を負い、百年近く再び武略について語る勇気はありません。


しかし百年の休むによってまた国民に元気を与えました。かれらは再び異族に連絡を取って、アモン市最近の惨事に目をつけました。

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