双子の兄のハフダンと違って、ストゥラーは衝動的な性格で知られます。二回も逆転勝利の形で「ベック鉄拳王座」の優勝を獲って、王国の伝説となりました。さらに自国より、敵のカルステン軍人たちにとって、彼の殺戮の激しさの印象が深く刻まれます。
彼はよくベック叫びと同じ効果の「戦魂ラッパ」を吹いて、対戦車ロケットをスピアーのように扱って、クリキを乗ったまま相手のメカを突き刺します。ロケットスピアーを投げて弾薬庫を破壊し、敵の陣地を一瞬で吹き飛ばします。
「クリキは現実を地獄に変え、そしてストゥラーは地獄で炎を楽しんで歌う。」これはカルステン共和兵士たち恐れながら言った言い伝えであります。
幾多の戦いを繰り広げてきたこの兄弟は、行動の方法は対極であっても、一緒に戦うときは一心同体で交互に攻撃を仕掛け相手をカバーします。遠近両方の攻撃が可能で、必要に応じて「ツインフレイム」と呼ばれるコンビネーション技を使うこともあります。
彼らが乗った幻古メカ白狼と黒狼は別々で巨拳モードで攻撃できるし、またオーオンの氷の巨人とに合わせて合体して、旧神を超える戦闘モード「狂戦士」になることもできます。
なぜ冷静沈着な兄ハフダンが弟のストゥーラより格下なのか不思議に思うかもしれません。それはハフダンは自分を一匹狼だと思っていたため、地位が高すぎると不便になるとか言われています。そして先頭を走るストゥラーはチームを連れて突撃するために地位の力が必要だと。しかしストゥラーの戦いぶりを見れば、そんなに階級が無くてもみんなが従うと思うでしょう。だから実際は弟を階級に縛られ、あまり軽率で乱暴なことをしないようにと、中尉の階級を弟に押し付け、ハフダン自分は軍人の最低階級である少尉という名目上の称号をもらうことにしました。